いくら必要か、必要になるかを考えて脱サラした

サラリーマン時代に色々な本を読んで脱サラ、独立に憧れました。

ホームページビルダーを買ってホームページを作ったり、メルマガを考えてまず発行している人のメルマガに登録して読んだりしました。

 

サラリーマン時代に転職を繰り返したのですが、運よくすべての転職で給料アップ、専門性という点でも向上していました。

 

脱サラをするにしても、サラリーマン時代よりも高収入が見込めること、内容的にも自分がやりたいことが出来ることを目指していました。

 

そんなことは無理でした。

 

 

あるとき、いったい月々いくら必要なのかを考えてみました。

お給料はすべて妻に渡していたので家計にどれくらいかかっているのかが分からなかったのです。

 

さらに、今後のことを考えました。

 

長男が自閉症だったので幼児期はセラピストを雇って膨大な出費が必要でしたが、特別支援学校に入るようになってほとんど彼の教育にはお金がかからなくなりました。

 

次男には勉強などで頑張ったご褒美に玩具を買う習慣がありますが、高校生になったらバイトをして自分で稼いだお金で遊んだり玩具を買うことを提案していました。

 

自分の経験からもそういうことは将来のためになると考えたからです。

次男はそれに合意しました。

 

家も買ってローンの返済の目途もたちました。

 

子供が小学校の頃は休日は必ずどこかに出かけていました。

長期休暇では旅行にも行きました。

色々なところに行きました。

 

子供二人が中学生になったら家族旅行もいかなくなるだろうと考えたのです。

 

家財道具もそろっています。

 

あら?そんなにお金って必要じゃなくなるんじゃない?

そう気づいたのです。

 

だったら、すごい嫌な思いを我慢してまで(そんなに嫌ではなかったのですが)、

給料の高い仕事に固執する必要はないのではと思ったのです。

 

貯え

僕のバイト

僕のWEBライターの収入

資産運用(FX)

妻のパート

次男のバイト(彼の遊興費)

長男の20歳以降の障がい者年金

 

これらを考えたら、十分生活できると考えたのです。

結構遊んだので、もう、自宅でゆっくりする方が楽しいです。

 

趣味は読書ですが、図書館に行けばタダですし、

ブックオフへ行けば108円で本が買えます。

面白いブログは世にあふれていてそれらの大半はタダで読めます。

 

実際は生活にいくらかかるのかやってみなければ分かりません。

しかし、貯えがあるので、数年は持ちます。

その他にも稼ぐことが出来れば、貯えが減る速度を遅くすることが出来ます。

 

45歳で脱サラして、5年後にサラリーマンに戻るとしても50歳です。

情報収集を続けた結果50歳でも製薬業界の営業として復帰することは不可能ではなさそうです。


5年。

この間、自分のやりたいことを見つけ、それで稼いでいけるようにチャレンジしよう。

そう思って脱サラしました。

脱サラしてだめならまたサラリーマンに戻ればよい。

戻れなかったらバイトをすればよい。

バイトにも採用されなかったら、個人事業主になって軽貨物の運転手にでもなればよい、そう考えたのです。

 

60歳過ぎてから自由になっても、新しいことを始めるのはきっと難しいはずだ。

今だ!と思ったのです。


まあ、そう思いついたからって簡単には辞められませんでしたけどね。