読書だけでは脱サラできない  何が一番脱サラにつながった行動だったか

社会人になって初めての上司はコンサルタントとして会社に入っていた人で42歳で独立していて、かなり自由な生活をしている人でした。

その人の生活にはとても憧れました。


2社目に入った会社はより大きな会社に吸収されて消滅してしまいました。

上司はとても優秀な人でしたが、年齢が高かったためにリストラされて転籍できませんでした。

しかし、すぐに再就職先を見つけて生活レベルを全く落とすことなく働き続けていました。


会社に忠誠を誓っても会社自体がなくなってしまうことある。その時に、会社から放り出されても生きていける力をつけなくてはならない、と身をもって学びました。

 

それ以降沢山の本を読んで将来の独立を夢見てきました。

 


住む場所を自分で決めることが出来る自由。
自分の評価は市場、顧客によって判断される環境。
そんな世界を夢見てきました。

会社に依存しないで生きる力を身に着けた買ったのです。


もう、本当に沢山の本を読みました。

しかし、いつか脱サラして独立する、と目標を作ってから、読書をしているうちに20年が過ぎてしまいました。

 

本を読めば考えが変わります。
考えが変われば行動が変わります。

行動が変われば人生が変わります。


でも、やっぱり読書だけで人生を変えるのは
力が弱いのではないか、と自分の経歴を振り返って思います。


読書以外にも、セミナーをいくつも受講して、フリーランスで生活している人に実際あって影響も受けたりしました。


そのような経験を踏まえて、最も脱サラにつながった行動はなんだったのか、それを考えてみました。


それは、自分専用のパソコンを買ったことだったと思っています。


プライベートのパソコンは以前からもありましたが妻との共有でした。


会社からはノートパソコンを支給されていて常に持ち歩いていて使用頻度は非常に高かったです。


でも、それらとは別に2015年に個人用のパソコンを買ったのですが、それが最も、その後の脱サラに繋がったように思います。

 

まず、パソコンを買ってブログを書き始めました。

会社以外の人とのつながりがそれで生じました。


ブログを書くことで自分の考えがまとまってきました。

当時も脱サラをテーマにしたブログを書いていたのです。

1年ブログを書いたのち、ブログはいったんお休みをしてWebライターの仕事を始めました。


本業の合間に書いていたので収入は微々たるものでした。


でも、お給料以外に自分で稼げた、という事実は自分の中で何か変化を起こしたように思います。


また、資産運用としてFXも始めてこれもおこずかい程度稼ぐことが出来ました。

FXは会社のパソコンでは出来ません。

また、当時僕はガラケー携帯だったので自分のパソコンがなければ、FXも始めていなかったはずです。

 

今は、金額の大小にこだわらなければ、パソコン1台あれば、お金が稼げる時代です。


給料以外に、数千円でも稼ぐ。
0を1にした経験、というのが意識の上で大きな変化をもたらしたように思います。


脱サラを考えていて、ご自身のパソコンをお持ちでない方がいらっしゃったら、まずパソコンを買うことを検討されてみてはいかがでしょうか。